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大阪DTPの勉強会に行ってきました

ちょうど大阪に出向く用があり、かねてから参加を狙っていた、大阪DTPの勉強部屋さんの勉強会に行ってきました!

テーマは「出力現場の話[2]」

出力用のデータを受け取る側の現場では、どんなことが行われているのか?

スペーカーは某印刷会社の中の人、れれれの氏

------------以下勉強会のサイトにあった紹介文をコピペ

■内容
入稿方法から面付け・出力までの作業を解説をします。
2回目は1回目の知識的な話を下地に作業寄りな内容にする予定です。
※対象の制作アプリケーションは、主にIllustrator、InDesign。
・面付けと入稿後の流れ その2
・入稿方法のいろいろ
・Illustratorやったらアカんの?

------------ここまで。以下は私の感想です。

私はこれまで、かなりの数のデータを出力してもらっていますが、実際に出力の側の方とお話しする機会はあまりありませんでした。

本や雑誌の企画で取材する機会はありましたし、テストデータ(例えば新機能ばりばり使ってどうだー?みたいな)の出力をお願いしたことも。

DTP業務の中でも、事前の環境の確認やら入稿データの指示はもらうようにしてますし(ほとんどは編集部や代理店が間に入ってますが)、トラブルがあれば直接話をさせていただくこともありました。

でも、そういったやり取りを通じて、一番強く感じていたのは「本当のところを語ってもらってない」感。

社外の人には言えないこともあるでしょうし、クライアントに近い立場の相手だと思って、気を使っていただいていたこともあったと思います。

本当は文句言いたいけど我慢してる、本当はもっとこうしてほしいと思ってるのに言えない…みたいな?
(考え過ぎかもしれませんけどw)

まあそれは、別にどんな仕事でもあるとは思うんですよ。
私だってスタッフに何もかもさらけ出して話してるわけじゃないし。やったら毎日取っ組み合いですもんねwww

ただ、制作と出力って、言ってみれば共同作業者なわけで、本当はもっと連携して補い合うべきだし、もっと腹を割って話すべきだし、何よりもお互いに仕事の楽しさや誇りを高め合うような関係であって欲しいです。

そんなことを思ってたこともあって、今回のテーマにはものすごく関心がありました。

参加してみて、本当に本当によかったと思ってます。

れれれの氏のお話は、とてもわかりやすく(ただしペースは異常に早かったので、ついて行ききれなかったところも…^^;)、面白かったです。ここには書けない独自のご見解や、ブラックなことも含め、とても勉強になりました。

今まで疑問に思ってたこと、例えば「なんで未だにEPS指定があるのか?」とか、「なんでいつまでも古いバージョンのファイルを指定されるのか」とか、「PDFがイマイチ普及しない理由は?」とか、そういうこともある程度わかったような気がしますし、今のDTP環境の複雑さや、制作側、出力側双方で、人によってスキルにずいぶん差がある、そいうったものもよく理解しました。

昔は昔は…って言うと、年寄りの愚痴みたいですが(笑)、まあ少し前はもうちょっと制作側のスキルや意識も高かったように思えます。こんなデータは作っちゃいけないとか、きれいなデータ作りとか、そういったね。

今はそういう情報を得る場所もありませんし、ちゃんと教えられる人もいない。そして状況が複雑過ぎて、みんなに共通の作法ってのを提示することも難しいです。

もちろんスケジュールの厳しさとか、予算のなさとか、構造的なこともたくさんあるでしょうけど。

ただ、今のように、とにかくデータを投げておけば、出力側で頑張って出してくれるんでしょ。とか、事故が怖いから古いとわかっていてもやり方を変えないとか、そういう「臭いものに蓋」みたいのはやっぱりね。よくないと思うわけです。

制作側にも勉強が必要ですよ、もっと。
それも、従来みたいに本で「これが王道」を学ぶみたいなのはダメで、その環境ごと、制作物ごとにどう作るべきなのか、出力側の人とみっちりがっちり話し合うスタイルが一番いいんじゃないでしょうか。

あと、DTPから始めた人は「印刷」とか「版」とかの、ベーシックな知識を持ってた方がイイです。
どこまでデジタル化が進んでも、印刷物はアナログなわけで、画面で作るものとはイコールではない。
「版」を作る意識があるかないか、アミ点をコントロールする意識があるかないか、で、ずいぶん作るデータは違ってくると思います。

版下も一度作ってみると、いろんなことがわかるんじゃないでしょうか。

大阪勉強部屋のみなさまはもうそんなことはとうに承知で、写植や版下をテーマにした勉強会もやっておられる様子。さすがです。

もちろん今更、写植を使えとか、版下作れということではないです。
写植の文字のデザイン(特に写研)ってものは知っておいた方がいいし、写植時代の文字組み、組版のクオリティってのも見て知って欲しい。

かつて私がお願いしていた写植屋さんは、みなさん本当に美しい組版ができる方ばかりでした。
これは写植屋さんそれぞれのご研鑽ももちろんですが、写研がきっちり組版教育をやってたことも大きいと思います。その教育は、DTPに移ったことで完全に消滅してしまった。まったく継承されなかった。

本当にもったいないです。

懇親会では、切り貼りとか、薄はぎとか、ロットリング、からす口、紙焼き機、DTP以前の懐かしい話もいっぱい出て(そしてそれらを知ってることで、某「なんでやねんDTP」の中の人から「意外と年くってるのねー」と言われましたがwww)、そんな話も楽しかったです!

そうそう、最近お会いした売れっ子ブックデザイナーさんは、某A社のアプリケーションについての話の中で
「新しいバージョンとか機能とかどうでもいい。デザインは版下で手作業でもできるんですから」って言っておられて、めっちゃかっこ良かったです。

私よりも10歳も年下の方ですけどね。こう言い切れるのはすごくカッコイイですよー。同性ながら惚れましたw

------------

あれ?勉強会のレポートが読めるんじゃないの?と思った方、ごめんなさい。
私の中途半端な知識と筆力では、ダイジェストすら書けませんwww

また、れれれの氏のご講演はいっぱいあると思いますので(ですよね?)、そちらでー。
実際に聞かないと、行かないと、会わないとわからないこともいっぱいあるのですよ。
画面に張り付いてばっかりじゃなくて、出歩かないとね(主に自分に向け

大阪DTP勉強部屋の主催えむさん始め、みなさまには大変お世話になりました。
めちゃ楽しかったです。きっとまた伺います。
ありがとうございました。
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